音圧アップ/Distortion & OverDrive 編
 
ディストーション/オーバードライブ定番モデルのモディファイです。
下記標準スペックのほか、可能であればカスタム仕様も承ります。
他の機種でもモディファイ可能なものがありますので、お問い合わせください。


 RAT2 モディファイ

 Proco RAT2 のモディファイです。RAT2 は歪ませると音がつぶれてしまいますが、音圧アップ(出力2倍)と特別に選定した絶版ダイオードチューンによって、DISTORTION ツマミを上げたときに音が前に出るように、つぶれないようにしました。また、中低音を厚くして音の細さを解消しています。レンジが広く、ピッキングアタックも倍音も豊かです!

SPEC−D

 RAT2 モディファイの基本モデルで、下記の SPEC-E よりも音質が重厚です。ビンテージタイプのストラトでも元気よく使えるように若干ゲインを上げ、入力段の定数を変えてノイズも抑えています。
 SPEC-D のオペアンプは、ここ数年の RAT2 で使われてる OP-07DP となりますので、昔の RAT2 で LM308 が搭載されている場合のみ、OP-07DP に交換します。なお、オペアンプ違いの SPEC-D “LF LIMITED” は生産終了しました。
 シングルコイルのギターには特にオススメです。ハイゲインのハムバッカーでお使いの場合は、下記の SPEC-D For HG か、SPEC-E をご検討ください。

SPEC−D For HG

 上記 SPEC-D を、バイゲイン(HG) & ハイインピーダンスのハムバッカー向けにチューンしたモデルです。SPEC-D だとゲインが高すぎて特にクランチ付近が調整しづらく、また、入力段のノイズフィルターが効き過ぎて高域が落ちる傾向がありますので、SPEC-D よりもゲインを落として DISTORTIONツマミ を調整しやすくし、入力段のノイズフィルターも弱めています。

SPEC−E

 目指したのは、ゲインを上げて巻弦のハイポジションを弾いても、フロントポジションのハムバッカーでも音がつぶれない RAT2 です。結果、音色が明るく、RAT2 嫌いの人にもお勧めできる RAT2 モディファイが出来上がりました。
 SPEC-E には、比較試奏を繰り返してたどり着いた CAN タイプのオペアンプ(ソケット式ではありません)と、一部、SPEC-D とは異なるコンデンサを採用しています。
 


 SD−9 モディファイ

 上記 RAT2 モディファイと同じ絶版ダイオードを使い、音圧アップを施しました。音の立ち上がりと抜けがよく、輪郭のはっきりした音が得られます。

オリジナル (MAXON と Ibanez)

 80年代のオリジナル SD-9は、初期と後期とでコンデンサの定数が異なり、ファットな音からブライトな音へと変貌します。どちらも元々、艶アリ JRC4558D が載っていますが、後者をベースに音圧アップしたものが SD-9/Mod1 となります。
 オリジナルの SD-9 は、エフェクト OFF にしてもバイパス音に歪んだ音が混じる欠点を持っていますが、SD-9/Mod1 では、ディストーション回路の前段に電子スイッチ(FET)を追加することでバイパス音を改善しています。
 なお、SD-9 の後継機 SD-01 も、中の基板は後期 SD-9 と同じなので、SD-01/Mod1 の製作も可能です。

リイシュー (MAXON のみ)

 最近のリイシュー(トゥルーバイパスペダル)は艶ナシ JRC4558D になっていますが、オペアンプそのままで音圧アップモディファイしたものが SD-9/Custom Mod となります。
 オペアンプを定番の艶アリ JRC4558D、もしくは、高域のきれいな現行 JRC4580D に交換したものが SD-9/Mod1 となり、さらに、TS9/Mod1+C と同様に電解コンデンサを交換したものが SD-9/Mod1+C です。 
 


 DS−1 モディファイ

 BOSS Distortion DS-1 のモディファイです。DS-1は、オリジナル期の「黒ラベル」(日本製または台湾製)と、りイシューの銀ラベル(台湾製)とで中身の回路が異なるため、モディファイメニューも異なってきます。

“Crystal Distortion”

 リイシューベースで、出力とダイレクト感を上げたディスト-ションです。独自に採用した絶版ダイオードを使い、中域を膨らませずに倍音と低音を豊かにしています。歪み量は増やしていません。
 シングルコイルのギターだと、ピッキングニュアンスがよく出ますが、それゆえに繊細で上手い人向けのディストーションとなります。少しパワーのあるハムバッカーだと、神経質さは少なくなり、アンサンブルの中でも出過ぎず引っ込み過ぎず、程よく使えるディストーションになります。


“Custom Mod”

 DS-1(オリジナル期およびリイシュー) の出力を2倍にし、中低音をアップしたものです。耳障りな高域は少しマイルドにしてあります。
 本来はお客様からのリクエストで作ったカスタムモディファイ品を意味するのが 「Custom Mod」 ですが、DS-1の場合には、出力アップと中低音アップにリクエストが集中しているので、そのままの名称で作り続けています。



 BD−2 モディファイ

 BOSS Blues Driver BD-2 のモディファイです。BD-2 は生産時期による音の差が激しく、「高域が出て低域が薄い」初期型から、その後は「音は太いものの高域が抜けない」時期を経て、現行品は「高域がキツくて耳障り」な個体が多くなっています。
 モディファイでは、これらの差を考慮して個体ごとに部品を調整し、なるべく出音を揃えるようにしていますが、それでもある程度の個体差は残りますのでご了承ください。

Mod1 (旧Custom Mod)

 BD-2の美点であるピッキングやギターボリュームへの追従性はそのままに、出力レベルの底上げと中低音アップを施し、BD-2 の線の細さを解消しました。ゲインを下げたときに音量が下がり過ぎず、クリーンに鳴らしても中低音豊かにファットな音が得られます。もちろん、ゲインを上げてのハードロックも OK です。
 本来はお客様からのリクエストで作ったカスタムモディファイ品を意味するのが 「Custom Mod」 ですが、BD-2 モディファイの販売台数が増えたところで 「Mod1」 に名称を格上げしています。したがって、基本的にはどちらも同じモデルとなります。

“Premium Note 2” (限定モデル)

 上記の 「Mod1」よりも分離感、ダイレクト感を格段に上げ、きらびやかなハイ抜けとタイトな低音を提供するモデルです。
 当方の「足」で見つけ出して「耳」で厳選したコンデンサ類を採用していますが、部品が途切れ次第、生産中止となります。
 


 SD−1 モディファイ

 BOSS Super Over Drive、SD-1 のモディファイです。

Mod1

 ストックから歪みと出力を増やすことで、音圧アップしています。一方、最小ゲインは変えていないので、ツマミの設定により幅広いセッティングが可能です。
 オペアンプには、定番の艶アリ JRC4558D のほか、SD-1 と相性のよい中低音リッチな uPC4570C を用意しています。
 中域に貼りを持たせるブースターとして、また、ちょっと深い歪みのオーバードライブが欲しいときに役立つ1台です。

その他

 オペアンプ交換(ソケット取付)、ゲインアップ(2倍、3倍)、出力アップ(1.5倍が基本)、中低音アップを承ります。
 


「音圧アップ/ Tube Screamer 編」に戻る