ーMODIFYー - エフェクター工房ROOT20

エフェクター工房 ROOT20
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以下、諸般の事情により廃版となっているモディファイです。新規に製作はしませんが、当方にてモディファイ済の製品の修理は可能です。

RAT2 モディファイ

Proco RAT2のモディファイです。RAT2は歪ませると音がつぶれてしまいますが、上記SD-9と同じ絶版ダイオードチューンと出力アップによって、DISTORTIONツマミを上げたときに音が前に出るようにしました。
SPEC-D
SPEC-D LF LIMITED

SPEC-Dが基本モデルで、下記の SPEC-Eよりも音質が重厚です。ビンテージタイプのストラトでも元気よく使えるように若干ゲインを上げ、入力段の定数を変えてノイズも抑えています。SPEC-DはオペアンプがOP-07DPで音作りしていますので、昔の RAT2でオペアンプにLM308が搭載されている場合はOP-07DPに交換しています。なお、オペアンプ違いのSPEC-D LF LIMITEDも少数作りました。

SPEC-D for HG

上記 SPEC-Dをバイゲイン& ハイインピーダンスのハムバッカー向けにチューンしたモデルです。SPEC-Dだとゲインが高すぎて特にクランチ付近が調整しづらく、また入力段のノイズフィルターが効き過ぎて高域が落ちる傾向がありますので、SPEC-D よりもゲインを落としてDISTORTIONツマミ を調整しやすくし入力段のノイズフィルターも弱めています。

SPEC-E

目指したのは、ゲインを上げて巻弦のハイポジションを弾いてもフロントポジションのハムバッカーでも音がつぶれないRAT2です。比較試奏を繰り返してたどり着いたCANタイプのオペアンプ(ソケット式ではありません)と、一部にSPEC-Dとは異なるコンデンサを採用しています。

SCH-Z モディファイ

ARION SCH-Zはコストパフォーマンスに優れたコーラスですが、エフェクトOFFからONにすると急激に音量が上がってしまうのが難点でした。バイパス音とエフェクト音の音量を合わせる対策と、トゥルーバイパスのモディファイを用意しました。
お音量合わせ

バイパス音量を上げてエフェクト音量に揃える「bキット」と、エフェクト音量を下げてバイパス音量に揃える「eキット」を準備し、それぞれのキットを説明書付きで部品販売しました。両キットには音量バランス調整用のトリマ抵抗が付きますが、SCH-Zの本体側面にトリマ調整用の穴を開けてキットを組み込んだモディファイ済品も出荷しております。

トゥルーバイパス

ラッチングリレー式トゥルーバイパスも用意しました。トゥルーバイパス音量に合わせるため、エフェクト音量を下げています。以前、神戸のTONE BLUEからSPECIAL MODの名称で販売されていました。

ケース入れ換え

SCH-Zの基盤を150mm×100mm×40mmのアルミダイキャストケースに入れ換え、4PDTスイッチ(12Pスイッチ)でトゥルーバイパスにしました。音量バランス調整用のトリマ抵抗はバランスツマミに格上げされ、エフェクト音量が元々の0~100%で調整できます。以前、神戸の TONE BLUEからPERFECT MODの名称で販売されていました。

TU-2/TU-3 トゥルーバイパス

BOSS のクロマチックチューナー TU-2 のトゥルーバイパス機です。写真右のように内部にラッチングリレーを増設し、ペダル下の元々のスイッチと回路的に連動させる ROOT20 独自の方法ですので、外観、スイッチ、操作性などは元々の TU-2 と変わりません。OUTPUT 出力はINPUT からのトゥルーバイパス音となり、チューナー使用時にはミュートされ音が出ません。BYPASS 出力は内部バッファを通った音のままで、チューナー使用時だけ音が出ます。OUTPUT 出力と BYPASS 出力から同時に音は出ませんので、その点だけご注意ください。

DT-10 トゥルーバイパス

KORG のクロマチックチューナーDT-10はバイパス音の劣化が比較的少なく、またフットスイッチの外見も手伝って元々トゥルーバイパスと勘違いされている方も多いようですが、TU-2 などと同様に電子スイッチ式です。元々の電子スイッチを3PDT(9Pスイッチ)に交換してトゥルーバイパス化しますが、スイッチを交換するだけでは正しく動作しないため、写真右のようにスイッチの状態に合わせてチューナー回路を起動/切換するためのロジック回路を追加しています。OUTPUT出力はINPUTからのトゥルーバイパス音となり、チューナー使用時にはミュートされ音が出ません。BYPASS出力は内部バッファを通った音のままで、チューナー使用時だけ音が出ます。OUTPUT出力とBYPASS出力から同時に音は出ませんので、その点だけご注意ください。

Cry Baby 535 トゥルーバイパス

Cry Baby 535はフットスイッチに音響信号が流れないリモート切換式のため、フットスイッチの極数を増やすだけではトゥルーバイパスにできません。エフェクト回路を常時ONにした上で、回路の外側でバイパスループを新設する方法でトゥルーバイパスにします。
最終更新日 2024年3月22日
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